2013年01月11日

霊峰・日光の山々(36)女峰山 「下山」

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 霊峰・日光の山々(36)女峰山 「下山」 








赤薙山神社とキスゲ平




山頂は樹林に遮られているが、鳥居と山頂標識があり、その奥に石祠の赤薙山神社のあった。

赤薙山神社は少彦名命を祭祀し、社格は日光二荒山神社の摂社であり、以前は赤薙山の奥に奥社があったが現在は無く、奥社跡として知られるのみ。


少彦名神(すくなひこなのかみ)は大国主神(男体山の二荒山神社の神;大己貴命と同一神)とともに全国を回って国土を開拓した神とされている。

少彦名神の名前と出自を、大国主神に教えたのが案山子だとされていて、案山子自身が少彦名神の化身であるという信仰が成立している。
その為、少彦名神は田畑の守り神とも考えられている。




赤薙山は女峰山から連なる山並みの東端に位置し、山自体は稜線上の突起の一つに過ぎないが、キスゲ平や丸山などを抱えて素晴らしい景観を形作っている。

又、リフトを併用して手軽に登れる山でもあり、登山初心者や家族連れにお勧めであろう。
山頂からの展望は得られないが、下った見通しの良いところから丸山の姿、そして、広大な大笹牧場の眺めがすこぶる良い。



東へジグザグに急斜面を下っていく。
標高1850m付近で突然平坦になり、樹林帯から一面の笹原に変わる。

ここからキスゲ平までは、踏跡が幾条にも乱れて付いていて、方角さえ間違わなければどれを歩いても同じであろう。

砕石がゴロゴロした「焼石金剛」を過ぎ、木の柱が等間隔に立つ広い尾根道をグングン下っていく。



丸山への分岐道を過ぎると、その眼前に小丸山のスキー用のリフトが待っていた。
この周辺一帯がキスゲ平が広がっていて、なかなか壮観であるが、花の季節は峠は越えたようだ。

リフトを乗り継いで、そして、バス車中の人となり、今日の諸行は成し終えた。



次回、「男体山






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2013年01月10日

霊峰・日光の山々(35)女峰山 「赤薙山」

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 霊峰・日光の山々(35)女峰山 「赤薙山」 




赤薙山


赤薙山神社



我は、日光駅より車中を含め一睡もしないで未明のうちから歩いていたので、途中、仮眠を摂ったり、長休憩を摂りながらののんびり登山であったが、出発から山頂到着までは相当な 時間を食ってしまったのは事実である。

この後、続々と登山者がやってくるのであるが、主に、霧降高原から赤薙山を経て登ってくるようである。 


後で気が付いたのであるが、我の登ってきたルートは、通称「バカ尾根」といって、登りは相当難儀が強いられるルートらしく、一般には下山ルートとして利用されているらしい。



女峰山の登山道には、霧降高原から赤薙山を経由するもの一般的なものと、我が登ってきた日光市内から黒岩の頭、唐沢小屋を経由する長い尾根、それに、小真名子山との間の富士見峠から帝釈山を経由するものの三本がある。

このうち長い尾根沿いの登山道は、登山愛好家の間で女峰の馬鹿尾根と呼ばれ親しまれているようである。




さて、山頂でいくら眺めても飽き足らない大展望を欲しいままにして、下山することにしよう。 何せ、登山が完了するのというは、下山が完了し、自宅で寛ぐまでは終了とは言えないからである。

この先、赤薙山から霧降へ向かう。

ルートの初っぱなからチョッと痩せた、砕石地帯をゆくようになる。


雲竜渓谷が迫り上がった個所で、峡谷の険悪なようそうが遠望できる。
この地は、いわゆる日光表連山の東に位置し、日本国内では女峰山より東にこれより高い地点はないらしい。

雲竜渓谷は、平均して1万年に1回の割合で噴火を繰り返してきた、所謂、爆烈火口の跡だそうで、侵食がが進んだため山頂付近は鋭く尖っていて、特に、東の赤薙山から女峰山、西の帝釈山との間は痩せた尾根でつながっている。



ピークから鞍部へと、数度繰り返しながら次第に下ってゆく。
久しぶりで鞍部の水場で喉を潤し、身体を冷やして更に、一里ヶ曽根、ヤハズ、赤薙奥社、等、各ピークから赤薙山までは、岩場を縫うように歩く、ミニアルペンルートである。

キスゲ平への旧道を左に見送って間もなく標高2,010mの赤薙山山頂へ到着。



次回、 「女峰山下山





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2013年01月09日

霊峰・日光の山々(34)女峰山 「女峰山・奥宮」

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 霊峰・日光の山々(34)女峰山 「女峰山・奥宮」 




崩落気味の女峰山


女峰山山頂




女峰山頂社(奥宮)






因みに、山頂の小社は滝尾神社(たきのお;重要文化財)の奥宮で、本宮神社は日光山内(東照宮)脇から稲荷川に沿って続く滝尾道を約1.5kmほど進むと白糸の滝があり、その傍に日光の聖地といわれる滝尾神社が鎮座する。 


聖地日光の中でも最も聖なる地とされてきて、東照宮還座以前の日光参詣の中心は、この滝尾周辺であったともいわれる。

杉並木のいかにも聖地に続く道という雰囲気で、深山のパワースポットともいわれ、運氣を得る事ができる神社山域とされている。 



日光二荒山神社の別宮で、本宮、新宮(現在の二荒山神社)とともに日光三社権現の一つであり、弘法大師により平安初期の820年に創建されたと伝えられている。 
又、弘法大師は、このとき女峰山で修行を積んだとも言われる

現在の御祭神は田心姫神(女峰山の女神)で、女峰山に降臨されたことで祀られた神社ともいわれる。 


田心姫神は、宗像三女神の一柱で、古事記では多紀理毘売命、日本書紀では田心姫(たごりひめ)・田霧姫と表記される。 

元より、三女神は海の守り神、水も神ともされ、神名の「タキリ」は海上の霧(きり)のこととも、「滾(たぎ)り」(水が激しく流れる)の意で、早瀬のこととも解釈される。
女峰山からは、激しく流れ落ちる稲荷川の激流があり、その直ぐ横に田心姫を祀る、その名も共通する滝尾神社が鎮座しているのである。



尚、日本書紀の「タゴリ」は「タギリ」が転じたものである。

二荒山神社(ふたらさんじんじゃ)は男体山を御神体山として奈良時代に奉祀された社です。

神社は、御本社、奥宮(男体山山頂)、そして中宮祠(中禅寺湖湖畔)の三社が鎮座し、御本社は、新宮、滝尾神社、本宮神社の三社で構成されている。

田心姫神は、御本社とそして中宮祠にも祀られている。



尚、日光山では男体山の男神・大己貴命(大国主命と同一神)と女峰山の女神・田心姫命とは夫婦神とされている。


次回、女峰山 「赤薙山






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